教えて!外壁塗装
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外壁塗装 = 塗料といっても過言ではありません。
塗料の基本、種類や色の選び方を解説。

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塗料の種類

塗料の種類紹介

りょうこ:「ペンキング、外壁塗料といっても種類はひとつじゃないのよね?」ペンキング:「そうだペン!外壁塗料には種類がいくつもあるペン。その中でもよく使われているものをいくつか紹介するペン!!」

■住宅の外壁資材にあわせた塗料の種類と選択。

ひと口に住まいの外壁といっても、建築家やメーカーのコンセプトによって、 いろいろなタイプが建設されています。
そこで外壁塗料も、たとえば鉄筋鉄骨構造でその一部が外壁に生かされているような住宅には、 鉄にあった塗料が使用され、 アルミ材がアクセントに使われている住宅や木材、 コンクリート打ちっ放し、さらにセメントモルタルの外壁をもつ住宅などには、 それぞれの建材・外壁材に適用した塗料が選択されることになります。

いずれの塗料も防腐剤としての効果や劣化防止に効果を発揮しますが、 効力の大きさや寿命の長短、価格の違いなどで使い分けされています。

■アクリルから光触媒まで、4種類+2種類の外壁塗料。

外壁用の塗料にはいろいろな種類があります。
アクリル系の塗料、ウレタン系の塗料、シリコン系の塗料、 フッ素系の塗料があり、この4種類が外壁塗料の大半を占めています。

近年ではこのほかにも省エネ効果が高く環境に、 やさしいとして注目されている遮熱系の塗料や光触媒系の塗料 も使われるようになりました。
順を追ってご紹介していきましょう。

★アクリル系塗料

アクリル系塗料は、外壁塗料の中でも住宅外壁用としてもっとも歴史が古く、 ポピュラーな塗料です。
透明度の高い液体で外壁素材の質感をそのまま生かせることや耐蝕性に富み色褪せが少ないなどの利点を もっています。
塗料の中では安価で経済性にもすぐれていたため、住宅復興が叫ばれた昔から現代まで、 着工件数の増加とともに広く普及してきまました。
主成分はウレタン系の樹脂で種類も豊富です。耐用年数は4年~7年、 価格はアクリル樹脂塗料水性型で㎡当たり 1,200円~1,600円前後が目安です(※塗装込み)。

★ウレタン系塗料

ウレタン樹脂を主成分とする塗料のことで、特性としては非常に柔らかく、 どのような対象にも滑らかに塗布することができるという点です。
細かくて入り組んだカ所でもウレタン塗装であればスムーズです。
その反面で乾燥すると表面に硬い膜をつくるので、耐久性に富み、 外壁はもちろん対象物を日照や雨風から守ってくれるという特性を発揮します。
耐用年数は7年~10年、価格はポリウレタン樹脂塗料水性型で ㎡当たり 1,800円~2200円が目安です(※塗装込み)。

★シリコン系塗料

シリコンは塗膜に柔軟性がある一方で、一度塗布すると抜群の強度を発揮します。
また主成分が合成樹脂ですので、ウレタンとシリコンの長所を融合させたような特性を有しています。
耐水性・耐久性にすぐれ、変色・変質しにくく用途は広範です。
耐用年数も長いためアクリルやウレタンに代わってシリコン塗装が現代の主流となっています。
耐用年数は8年~15年、価格はアクリルシリコン樹脂塗料水性型で㎡当たり2,600円~3,600円前後が目安です(※塗装込み)。

★フッ素系塗料

フッ素塗料の大きな特徴は、離型性といって成形のむずかしい複雑な形のゴム製品やプラスチック製品に使用されるようになりました。
耐熱性・耐候性にもすぐれているため、その後は1年中外気にさらされてしまう住宅建材にも広く使われるようになりました。
資材・部材の種類にもよりますが、複雑な模様やデザインの外壁に効力を発揮します。
美観を長期にわたって保ち、寒暖差、とくに熱や疵(きず)に強い特性を発揮します。
耐用年数は12年~20年、価格はフッ素樹脂塗料水性型で ㎡当たり 3,600~4,600円前後が目安です。

★遮熱塗料

まだ耳慣れない名称ですが、遮熱塗料とは極めて高い日射反射力をもつ塗料のころで、これを住宅の屋根や外壁に塗布することで、夏は冷暖コストを、冬は暖房コストを抑えることができる省エネ型の塗料です。
屋根に塗布した場合、-20°C近くも温度を下げたという遮熱データが公表されているほどです。
リフォーム業界ではすでに150億円規模に達し耐用年数は10年~12年、価格は㎡当たり5,000~5,800円前後が目安です。

★光触媒塗料

光触媒塗料は次世代のまったく新しいタイプの塗料といわれ、光触媒作用によって太陽光のパワーを活用し、塗布後の外壁に付着した汚れを分解し、浮かせることができる塗料です。
浮かせた後は雨(水)によって洗い流すことができるため、外壁掃除に人手をさく必要がありません。
自然の恵みと力で、勝手にクリーニングしてくれる塗料です。
また空気の清浄化機能もあわせもっているため、環境保全にも役立ちます。
耐用年数は20年、外壁塗装のための㎡当たり5,000~5,800円前後が目安です。
ただし市場に出て間がないため価格相場は十分に形成されていません。

りょうこ:「なるほど!
外壁塗料にはいろいろな種類があって、その塗料によって効果や価格が違うのね。じゃぁ、どの塗料にするかは、どうやって決めたらいいの?」ペンキング:「塗料を選ぶときには、ポイントがいくつかあるんだペン。そのポイントを紹介するペン!」

塗料の種類選びのコツ

■外壁塗料の基本と選び方、3つのポイント。

外壁塗料にはさまざまな種類がありますが、機能や性能によって価格が違ってきます。
また塗料は「顔料+溶剤」によってできています。

通常、外壁塗料と呼んでいるのは「溶剤」にあたるもので、そこには基本的に「色」は含まれていないと理解しておきましょう。
ほぼ同時の選択になりますが、色選びは別のステップになります。
価格や効果の大半を決定づけるのは溶剤のタイプによります。
そこで、ここでは外壁塗装選びのコツ、3つのポイントと、選びの際に注意しておきたい点についてご紹介します。

★ポイント1 どれくらいの予算が出せるのか?

最初のポイントは、外壁塗装にかけられる予算についてです。
いくら機能や性能の良い塗料だからといって、予算を無視して選ぶわけにはいきません。
そこでまず外壁塗装にはいくらくらいのお金が必要になるのか、「相場の価格」を頭に入れて、ご自宅の塗り替えを予定する外壁の面積と掛け合わせてみてください。
塗料ごとに相場が異なりますから、できれば最新の塗料や塗装まで、すべてを計算してみましょう。
最終的には、かけられる総予算の8割~9割でおさまるものが理想です。

★ポイント2 どんな効果を得たいのか?

外壁塗料によって機能や性能が異なり、効果も違ってきます。
最後は予算との兼ね合いになりますが、まずは外壁塗料そのものの機能と効果を洗い出してみましょう。
ここで1つ考慮すべきことは、ご自宅が建っている場所や地域の特性を頭に入れておくことです。
たとえば海に近い立地であれば塩害に強い塗料を優先すべきですし、季節や朝晩の寒暖の差が激しい地域であれば、熱や寒気に強い効力を発揮する塗料がベストです。
お隣さんの雨樋から落ちてくる汚水が自宅の外壁を汚すといった悩みのあるご家庭もあります。
こうしたケースでは、汚れが付着しにくく自浄能力のある先端塗料が選択肢に入ります。

★ポイント3 現在施されている外壁の塗料は?

いま現在の外壁に施されている塗料の種類は何か、お分かりになりますか。
外壁塗料は時代によって進化しますから、必ずしも同じものが良いというわけではありませんが、それを知ることで今後の塗料選びの重要な手がかりになります。
塗料は、コスト面の計算とともに、その外壁の材質、特性、立地環境・自然環境などを考慮して選ばれています。
また塗料によっては何度でも重ね塗りできるものもあり、それが可能であればコストや予算で見通しが明るくなります。
ご自分ではわからなくても、業者さんとの折衝の際には、参考として聞いてみることをおすすめします。

■相場価格や施工資格についての注意点

外壁塗装の相場価格はネットなどで簡単に調べることができます。
しかし表示されている価格には「施工条件」や「塗料の種類」、「水溶性か油性か」といった前提がついていますから良くたしかめましょう。
また職人さんの人数や工期によっては割り増しになったり、施工に使う足場などの道具一式が価格に含まれていない場合もあります。
繁忙期かそうでないかも価格に影響を与えます。

さらに先端塗料といわれる遮熱塗装、光触媒塗装などは、施工代理店を資格制にしたり制限したりしているケースもあります。
価格を調べる際には、前提条件に注意を払いましょう。

りょうこ:「予算や得たい効果によって塗料の種類を選べばいいのね。塗料を選ぶポイントはほかにもあるの?」ペンキング:「あるペン!塗料の種類を選んだあとは、塗料の色を選ぶペン。外壁塗装は塗料を塗る範囲が広いから、色選びには失敗したくないペン・・・色選びのポイントも紹介するペン!」

塗料の色選びのコツ

■色選びの基本と選び方のポイント。

好きな色を選んだはずなのに、終わってみたら最初にイメージしていたものとまったく異なる感じの仕上がりだったというような声は、残念ながら外壁塗装にはつきもののようです。

想像していたよりも明るくて派手になった、その逆で地味でくらい感じになったなどです。これらは色の特性を知らないこと、色見本と実際との違いまでイメージできなかったこと、日照など外的環境が与える影響を計算に入れていなかったことが大きな原因といえます。
そこでこれらのポイントや注意点を含め、失敗しないための色選びのコツを知っておきましょう。

★ポイント1 色の特性を知っておきましょう。

わかりやすく言ってしまえば、黄色、オレンジ、ピンク、ブルー、グリーンなど、暖色系・寒色系に関係なく、淡い色、俗に言うパステル調の外壁などは、もっとも注意が必要なものです。
パステルカラーが最近のトレンドではありますが、水溶性の場合はイメージよりも淡く薄い感じに仕上がり、日光による色褪せも早くはじまります。
塗り立てはイメージどおりと思っていても、半年も経過すると色は薄まって、数年後には剥げた感じに見えることさえあります。
油性であればそのような過度な色褪せは起こりません。
それとは逆に濃い色の場合は、思ったよりもずっと濃く暗いイメージに仕上がります。
塗料の性質とはあまり関係なく、「色を濃くするか薄くするか」、「水溶性にするか油性にするか」がポイントになります。

★ポイント2 色見本との違いを知りましょう。

話の例えに良く出されますが、カーテンの色選びやカーペットの色選びで、色見本帳で選んだ仕上がりのイメージと実際とは違うという話があります。
それは面積が与える視覚的な色のインパクト、視野角の違いにあります。
色見本は小さくて視野全体に占める割合も非常に小さいものです。また視野角も問題にはなりません。
ところが外壁となるとそうはいきません。面積が大きいですから視覚・視野のほとんどが外壁の色に占領されてしまいます。
商店などで目立つ外壁にするのは、その効果を逆に利用したものです。
派手な色であれば遠方から視界に入ったときの視野角がどうであれ、そこにあると認識してもらえます。
住まいの場合は、どの程度で折り合いをつけるかが重要です。

★ポイント3 外的環境が与える影響を考えましょう。

住まいの中でも外壁は、屋根と並んでもっとも過酷な条件にさらされています。
日光の照り返しの熱や紫外線による攻撃、風雨による侵食、寒暖さによる塗膜へのストレス。
とくに最近では異常気象によって夏でも冬でも寒暖の差が尋常ではないほど激しくなっています。
こうしたことがすべて「選んだ色の特性と経年性」に関係しています。
極端な例ですが台風の多い地域などでは、薄い色より濃い色を選択する傾向が強いといわれます。
色褪せのスピードがそれだけ遅くなるからです。
またもう1つの外的環境として、隣近所、家並み・街並みとの調和も大事です。
淡い色でも近隣と対照的であれば目立ちますし、同じ傾向の色彩であれば同化して目立ちません。
よく"街並みに映える家"といいますが、周囲とのコントラストも計算に入れておきましょう。

■色選びについての注意点

色見本にとらわれず、実際の外壁の視覚的な面積で色の仕上がり考えること、日光・風雨などの経年変化を計算にいれておきましょう。
そしてこれらのポイントは、見積を行った際に、必ず担当者に「プロの目からの判断」を問うようにしてください。
現場を知るプロですから質問さえすれば明確に答えてくれます。
仕上がりを見て失敗したと思う最大の要因は、実は質問しなかった施主にあります。
事前に細かくメモしておき、対面して聞き出しましょう。
またメーカーによって同じ色でも、色合い・風合いに差異があります。
溶剤と混合したときの仕上がりが肝心なので、その点も確認しておきましょう。

イメチェンしたりょうこさん、萌えるペンキング
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